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生活・住まい / 知って得する

ラスベガス不動産情報(9月)

こんにちは。

9月も終わりを迎え、ラスベガスもようやく長かった夏の終わりを感じる季節になってきました。

しかし実は、月曜の夜から昨日火曜にかけてかなり激しい雨が降りました。普段は雨の少ないラスベガスですが、乾燥した土地では、短時間の強い雨が地面に吸収されにくく、道路の冠水や鉄砲水が起こることがあります。

砂漠の街には恵みの雨でもありました。

これからは少しずつ気温も下がり、ラスベガスでは一年の中でも過ごしやすい季節に入っていきます。


さて、8月のラスベガス不動産市場です。

一戸建て住宅の中央値は$475,000となり、5月と6月につけた過去最高値の$490,000から少し下がりました。前年同月比でも約1%の下落となっています。

コンドミニアム/タウンハウスの中央値は$299,900でした。

一方、売り出し中で、まだオファーの入っていない在庫は、一戸建てが7,590件、コンドミニアム/タウンハウスが2,714件となっています。

住宅価格が大きく崩れているわけではありませんが、販売件数は伸び悩み、在庫は増えています。現在のラスベガスは、売り手も買い手も少し様子を見ているような市場と言えるかもしれません。


不動産市場だけでなく、最近のラスベガス全体にも少し気になる変化が見られます。

今年は、Stripを訪れる旅行者の減少が話題になっています。

Clark County Aviationの発表によると、8月のラスベガスの空港利用者は約415万人で、前年同月比約9.2%減少しました。物価高や旅行費用の上昇などにより、一般の旅行者が旅行を控えているのが一因と考えられています。

実際、Stripではレストランの閉店やショーの公演削減などのニュースも聞かれるようになり、少し寂しい感じもします。

一方で、ラスベガスのすべてが弱いわけではありません。
一般の観光客が減っている一方で、8月のStripのゲーミングの売上は0.7%増でした。

コンベンションなどのビジネス需要や高額消費層は比較的堅調のようで、コンベンション出席者は今年1〜7月で11.2%増加しています。また富裕層の旅行や消費も堅調なため、一部の高級ホテルでは、稼働率を上げるために宿泊料金を下げるよりも、高い宿泊料金を維持する方針が示されているようです。

現在のラスベガスは、単純に景気が悪い、観光客が来なくなったというよりも、訪れる人、そしてお金を使う人の層に変化が起きているのでしょうか。
またStripでは、MLB A’sの新球場建設をはじめ、大型プロジェクトも引き続き進んでいます。
少しスローダウンが見える一方で、ラスベガスは将来に向けた投資を今も続けているようです。


そして今月は、不動産や観光とはまったく別のことで、私自身が改めてアメリカで暮らすということを考える機会がありました。

私自身や家族が、今月は病院にお世話になる機会が何度かありました。

私事のため詳細は省きますが、実際にER、病院、そしてその後のリハビリテーションまでを経験してみると、日本とはかなり違うアメリカの医療システムに改めて驚きました。

まず日本と大きく異なるのは、病院を出る際に最終的にいくら払うのかが分からないことです。診察や検査を受け、その場では最終的な自己負担額がわからないまま帰宅し、その後、保険会社による処理を経て請求内容が知らされます。

保険によって自己負担額も大きく変わるため、アメリカでは健康保険の選択がとても重要だと感じました。

そして今回もう一つ実感したのが、Primary Care Physician(かかりつけ医)やConcierge Doctorの存在が医師や各病院とのつながりに重要であるということです。

Concierge Doctorとは、通常の健康保険とは別に会費を払い、必要な時に医師へ直接連絡しやすく、きめ細かい診療を受けられる仕組みです。アメリカでは専門医の予約を取るにも時間がかかることがありますが、いざという時に直ぐに相談でき、自分の健康状態を普段から把握してくれている医師がいて、必要に応じて専門医につないでもらえることもあるのは、とても安心できるシステムだと思います。

また、いざという時には、とにかく一番近いERへ行けばと思いがちですが、その後入院となった場合、普段診てもらっている医師との連絡や医療記録へのアクセスなど、病院によって状況がかなり違ってくることも今回初めて知りました。

ラスベガスは病院の選択がいくつもあります。上記も踏まえ、いざという時にどこのERへ行くのが良いかあらかじめ調べておくと良いと思います。

また、病院やリハビリ施設によって、面会時間や面会方法などのルールもかなり異なります。中には条件を満たせば、ワンちゃんがお見舞いに行くことのできる施設もあります。

このように普段はなかなか知る機会のないことですが、実際に経験して分かったことがたくさんありました。

この辺りについては、また機会があれば、ラスベガスで暮らすための情報としてお伝えしたいと思います。


それでは皆様もどうぞお元気で、ラスベガスの短い秋をお楽しみください。

日本や他州からも不動産のことならお気軽にご相談ください。主にラスベガス・ヘンダーソン全域の物件を取り扱っております。

  • 登録日 : 2026/09/30
  • 掲載日 : 2026/09/30
  • 変更日 : 2026/09/30
  • 総閲覧数 : 1627人
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