はばたけ!留学

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2019年10月 4日更新

第8回 : ジョーダン・ニャリさん(タンザニア出身)

AOI College of Languages代表の青井ゆかりが「留学の素晴らしさ」「人生が変わるような体験」について、生徒にインタビュー!今回の生徒さんは、タンザニアから留学している19歳のジョーダン・ニャリさん(Jordan Nyari)さんです。

ジョーダン・ニャリさん

僕は、タンザニア中央部のアルーシャという小さな街で育ちました。家族は父母、兄が2人、そして養女の妹がいます。

「29才の兄は秀才で、東アフリカで成績が3位になるほど頭がいいんだ。ハーバード大学やプリンストン大学に奨学金で行ったくらい。下の兄も、テキサス州のヒューストンに留学している。妹はまだ高校生だけど」。

ジョーダンさんの父親は、銀行金融関係の仕事に就いて、自社ビルを持ち、宝石のマイニング会社も持っているとか。また、母親は、ドバイやトルコ、中国から洋服を輸入して売る大きな店を持っているそうです。

アメリカに来るきっかけとなったのは、9歳のとき。

「バスケットボールをしていたら、アメリカ人コーチの目に留まり、ダラス・マーベリックスのキャンプに行くことになったんだ。初めて父と2人でディズニーランドに行った時のことは忘れない。すごく楽しくて、幸せな思い出なんだ!」

今回は、IMGアカデミーに行くことになり渡米したそうです。毎日、朝5時半から8時半までジムで汗を流し、その後9時から午後1時までAOI Collegeで英語の勉強。午後2時から7時までは再びジムへ行くというジョーダンさん。

「バスケットボールが5時間、筋トレが2時間、ストレッチ45分くらいかな。」

現在は、バスケットボール仲間と3人でアーバインに住んでいます。

アメリカに来た時、レストランに入って運ばれてきた料理を見た第一印象は“これじゃ足りない!”

「僕らは1人が3人前注文しても足りない。テーブルに料理が載り切らないんだ(笑)。それと、アメリカはファーストフード店がたくさんあるのにも驚いた。アルーシャには、一件もないよ」。

タンザニアのレストランと言えば、新鮮な野菜や肉や米が揃っているところ。食事は3食必ず摂って、米、チキンかターキー、野菜の料理をたっぷり食べそうです。

「肉、野菜、米。この3つは必須。何が欠けてもいけない」と話すジョーダンさん。たっぷり栄養を摂り育ったとあって、身長188センチ、体重は95キロ!1人で3人分食べても足りないようでは、外食は大変なはず。そのため、コーチが健康管理を引き受け、家で料理をしてくれるそうです。

英語は流暢に話すけれど、文法やリーディング、SATのために、AOI Collegeに通っているジョーダンさん。

レイカーズのコービー・ブライアン元選手のコーチであるキーヨン氏からも、指導を受けているという彼の夢を聞くと「MBAに入って、憧れのコービー・ブライアンのようになること!」と白い歯を見せて明るく答えてくれました。

2019年10月 4日更新

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ahi@aoicollege.com

Columnist's Profile

PresidentYukari Aoi Johnston(AOI College of Languages)

愛知県出身で2児の母。ハワイ留学後、日本に帰国し名古屋で英語学校を設立。1995年に再度、渡米しAOI College of Languagesを開校。現在では年間1000人以上世界各国の学生を受け入れている。またAmerican Homestay Internationalではホームステイ事業も手掛け、夏休みの短期プログラムやインターンシップ制度などもアレンジしている。語学学校、ホームステイ事業を経営した経験を活かし、著書「あなたもできるアメリカ移住」「逆風満帆」「ホームステイが楽しくなる本」などを執筆。映像プロデューサーとしても活躍しAsahi Hollywood Productionでは数多くの作品を手掛けている。最新作「アラフォーの挑戦」。新宿K'sシネマ、横浜シネマにて公開。他、監督作品として、「それでも海に戻った人々」「ダンシングフォーライフ」(LAダウンタウン映画祭優秀賞)などを製作。著書や映像作品は青井ゆかり公式HPにて詳細が確認できる。

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